ProxomitronとはLocalProxyです。
サーバーとブラウザの間に入って、サーバーから送られてきたデータを書き換えてブラウザに渡すことが出来ます。
逆に、ブラウザからサーバーへ送るデータを書き換えることも可能です。
例えば、以下のような動作を実現できます。
このように、Web上で使用されるほとんどのデータを書き換えることが出来ます。
以下の流れでProxomitronをインストールします。
基本的には以上ですが、以下のような変更を加えることが出来ます。
*Naoko 4.5 June FILENAME Proxomitron.exe 0000D581: 04 00 *Naoko 4.5 May FILENAME Proxomitron.exe 0000D521: 04 00
Webフィルタはサーバーからブラウザに送られてくるソースを書き換えて、ブラウザに渡します。
具体的には、ブラウザのページ上で [右クリック -> ソースの表示] で見える文字列を書き換えます。
Webフィルタを使いこなすためには、HTML (場合によってはCSS, JavaScriptも含む) の知識が必要ですが、全ての知識を覚えている必要はありません。
必要に応じて、参考文献を探して実践的に覚えていくだけでも十分に使えます。
HTMLについての解説サイトは、当サイトのリンク集を参考にどうぞ。
このままでもフィルタは作成できるのですが、より作りやすい環境を整えるためにテキストエディタを用意する事をお勧めします。
以下の機能を有するテキストエディタを探してください。
各言語には文字コードという概念があります。
日本語にもいくつかの文字コードがあり、文字コードが合わずにページを読み込むと文字化けを起こします。
従って、主要な日本語の文字コードに対応したテキストエディタを選ぶ必要があります。
主な日本語の文字コードは以下の通りです。(ちなみに、Windows標準の「メモ帳」は Shift_JIS のみ対応です)
Webフィルタを作成するためにはソースを見る必要がありますが、色分け表示がないエディタ (Windows標準のメモ帳等) だと、どんな構成か見分けがつき難くなります。
例えば、
<html> <head> <meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=Shift_JIS"> <title>Proxomitron入門</title> <link href='top.css' rel="stylesheet" type="text/css"> </head> ...
と
<html> <head> <metahttp-equiv="Content-Type"content="text/html; charset=Shift_JIS"> <title>Proxomitron入門</title> <linkhref="top.css"rel="stylesheet"type="text/css"> </head> ...
では、断然後者の方が見やすいでしょう。
フィルタ作りに慣れてくると、段々複雑なフィルタを作成するようになってくると思います。
フィルタは複雑なものになるほど、括弧の数が多くなるのですが、
あまりに括弧の数が多くなると、括弧の閉じ忘れ等のケアレスミスが出てきます。
そういうときには、テキストエディタにフィルタの内容を書きます。
Proxomitronのテキスト欄ではスペースが小さく、フィルタの全容を掴めないので、テキストエディタの方が都合がよいのです。
テキストエディタの対応する括弧の強調表示によって、括弧の閉じ忘れをチェックすればスムーズにフィルタを作成できます。
初めは簡単なフィルタから作り始めますから、あまり意識することはないかもしれません。
シンプルなフィルタのみでも十分に使えるフィルタが出来上がりますので、この機能は欲しくなったときに探してもよいと思います。
「括弧の強調表示」機能を持っているエディタは大変少なく、フリーウェアではoeditしか私は知りません。
望み通りのテキストエディタを見つけましたら、ご利用のブラウザの HTMLエディタ に登録してください。
登録方法は該当テキストエディタのヘルプをご覧下さい。
恐らく、テキストエディタの機能に [IEのソースの表示で使用するエディタの登録する] に類する設定があると思います
Firefox, Opera, タブブラウザ等、IEを除くほとんどのブラウザは、ブラウザ側でテキストエディタを設定する事が出来ます。
設定できましたら、念のためソースを表示できるか確かめてみましょう。
ソースの表示方法はブラウザによって変わりますが、大方は以下のどちらかの手段でソースを表示できます。