\0~\9
「ローカル変数」と呼ばれます。
変数とは文字を入れる箱のようなものです。
皆さんは数学で「方程式」を習った覚えがあると思います。
例えば、x = y + 1
なら "x", "y" が変数です。
数学の方程式では変数に数字が格納されますが、Proxomitron で扱う変数は文字列を格納できます。
ローカル変数はフィルタ毎に独立しています。
「フィルタ1」で \0
を宣言しても、「フィルタ2」の \0
に影響はありません。
ローカル変数は「マッチしたか否か」が確定した時に開放されます。
以下のようにグループ化したパターンを変数に取り込むことも出来ます。
グループ化による変数への格納(abc)\0
(abc|xyz)\0
(^abc)\0
(^(^abc))\0
(^[^abc])\0
以上のことから、「* と同じように働く \0」は (*)\0
と同義です。
グループ化の後に「* と同じように働く変数」を使いたい場合は、(...)(*)\0
と記述する事で対応出来ます。